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暑さと運動について

真夏の暑さが運動に影響を与えるものとして気温の高さ以外にも湿度の高さが関係します。

まず、気温についてですが、環境省の推奨では外気温31℃以上の場合には、激しい運動は中止することとあります。

次に湿度についてですが、湿度が約70%以上、加えて外気温が高い場合には相当量の汗をかくことが予測されます。

体重の1%の汗をかくことで運動能力は著しく低下し、それ以上の汗をかくと意識障害等の症状をきたします。

例えば体重50kgの人が、体重1%(0.5kg)の汗をかくと、体重は49.5kgになります。

この時点で運動能力の低下・脱水は始まっています。

運動後、大量の汗をかいてからの水分補給では間に合わないので、運動前・運動中の水分摂取が非常に重要となります。