整形外科
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外傷・変形性疾患・リウマチ性疾患を中心に、最先端の治療を行っています。 整形外科の患者さんは、全例内科医の診察を受けながら、リハビリテーションを行い、総合的な治療を行っています。
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医師・スタッフ
英心会概要をご覧ください。
英心会概要 -
設備・機器
当院には、CT(コンピュータによる断層撮影法)やMRI(磁気共鳴画像)など最新の設備が揃っています。
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骨粗鬆症
骨の量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
近年は寿命が延び、高齢者人口が増えてきたため、特に問題になってきています。
日本では、約1,000万人の患者さんがいるといわれており、高齢者人口の増加に伴ってその数は増える傾向にあります。骨の構造から見ると、右図のように複雑にからみあったジャングルジムのような網目構造がくずれて、 あちこちでジャングルジムの「棒」(骨梁:こつりょうといいます)がなくなっていくので、骨が弱くなるのです。
骨が弱くなると、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。 骨粗鬆症が問題になる理由をあげますと,次のようになります。- 1高齢者の寝たきりの原因のうち約20%が「骨折」といわれています。中でも「大腿骨(だいたいこつ)」 という太ももの骨の骨折が問題となります。つまり、骨折をきっかけに寝込んでしまうと、 せっかく骨折が治っても自力で歩くことが困難になってしまうのです。
- 2背骨が圧迫されてつぶれていく(圧迫骨折といいます)と、 背中が丸くなり内臓が圧迫されるため消化不良や便秘になったり、食べたものが食道に逆流しやすくなり胸焼けがしたりします。 また呼吸もしづらくなり、息切れや疲労が強くなります。
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3背中や腰などに、骨折に伴う痛みが出てくることがあります。
痛みのために、日常生活での動作が制限され、行動範囲も狭まってしまいます。
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骨健診(骨ドック)
当院では骨粗鬆症の早期発見として骨健診(骨ドック)を行っています。
女性の骨量は50歳を過ぎると急激に低下します。できれば40歳くらいまでに一度骨量を測定しておき、 ご自分の骨量のピークを知っておくとよいでしょう。閉経後は年1回ずつの測定で経過を観察するとよいようです。
また男性は腎臓・胃腸の病気や長期の寝たきり状態などがなければ、70歳くらいまでは骨量測定の必要はないと言われます。 -
浜野式イリゲーションチューブによる閉鎖性持続洗浄法
閉鎖性持続洗浄法 (陰圧・ドレナージ法)
感染巣に対して局所を洗浄する療法は11世紀に始まり、多種の方法があります。我々の方法 は1972年に始まり、特徴は感染巣掻把後、創内にチューブを置いて、軟部組織で創を密閉閉鎖し、吸引器を用いず、サイホンの原理で、搔把後創とチューブ出口との落差をつけて洗浄液を持続的に流し、病巣内を陰圧にする方法です。創部の陰圧化の効果は局所の血流は促進され、局所酸素濃度は上がり、肉芽形成、血管新生が促される (Voinchet 1996) とされ、又、創傷治療は乾燥状態より、湿潤状態が良い (Winter 1962) とされ、創傷治療に密閉閉鎖する occlusive dressing を行うようになり、閉鎖性持続洗浄法はまさに湿潤状態維持に効果的です。
我々の方法の注意点は持続的な創内陰圧維持にあり、方法については動画を含めて、以下に續きます。骨関節感染症などに対して患部を直接洗浄する方法です。浜野式イリゲーションチューブは高低差を利用することで、特別な器具を必要とせず、患部を持続的に洗浄することができます。
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健診項目
問診
- ささいな原因で骨折したことがありますか?
- 腰・背中の痛みがありますか?
- 以前より身長が低下しましたか?
- 家族に骨粗鬆症の人はいませんか?
- 卵巣や胃を摘出する手術を行ったことがありますか?
- 食べ物の好き嫌いはありますか?
- 喫煙・飲酒の嗜好、運動習慣はありますか?
- 他に治療中の病気、使用している薬はないですか?
単純X線検査
背骨(腰椎・胸椎)のレントゲン撮影をして、骨の変形や、骨折がないかなどを観察します。
骨量検査 DEXA(デキサ)法
X線を使って、骨の密度を測定します。通常のX線撮影に比べ、放射線を浴びる量はずっと少量です。 検査台に寝たり、腕を伸ばして座っているだけで数分で検査可能で直ぐにできます。
尿検査
尿中のカルシウムや「骨代謝マーカー」(骨の代謝状態を読み取れる)を測定します。
血液検査
他の病気が原因になっておこる骨粗鬆症(続発性骨粗鬆症)を見分けるためにカルシウムやリンを測定する。 骨の代謝状態を読み取れる「骨代謝マーカー」の測定もします。
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治療について
以上の結果から必要がある場合は薬物療法を行います。
また倉持病院のリハビリテーション部での運動療法、栄養部での食事指導も併せて行いトータル的な治療・ケアを行います。
背骨の圧迫骨折の場合は、10日間程度の安静・入院治療を行っております。
安静を保つことで、疼痛の消退、圧迫による骨の変形や背骨全体の歪みを予防することが可能であり、 QOL(生活の質)やADL(日常の生活活動)の改善が得られます。
麻酔科
![](https://www.kuramochi-hp.com/wp-content/themes/kuramochi-hp.com/images/under/treatment_img12.jpg)
手術時の麻酔管理・術後管理に加え、患者さんの痛みを少しでも和らげるため、整形外科疾患のみにとどまらず、内科と密接な関係をもちながら 癌性疼痛などの各種疼痛管理を行っております。
医師紹介健康診断
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ご入学やご就職の際に必要となる健康診断を行います。倉持整形外科・皮膚科美容皮膚科を受診下さい。
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健診項目
- 視力
- 聴力…1000Hz・4000Hz
- 心電図
- 血液検査…貧血検査 血色素・赤血球
- 肝機能検査…AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP
- 血中脂質検査…総コレステロール・HDL-コレステロール・LDL-コレステロール・中性脂肪
- 血糖検査
- 尿検査…蛋白・糖
- 胸部X線検査
- 身体計測…身長、体重、BMI、腹囲、血圧
- 内科診察及び健康診断書作成
※必要な検査のみ選択していただくことも可能です。
※診断書のお渡しは基本的に原則翌日以降となります。
※血液検査を含まない場合は当日診断書を作成しお渡しすることが可能です。
予防接種
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1歳以上の方から予防接種を受け付けております。
ワクチンを準備するため、倉持整形外科・皮膚科美容皮膚科へ事前にご連絡をして下さい。
当日は問診と診察のうえ、接種の可否を判断いたします。 -
接種薬剤と料金
ニューモバックス(肺炎球菌ワクチン) 6,000円 インフルエンザワクチン(季節性) 3,600円 おたふくかぜワクチン 6,500円 麻しんワクチン 7,800円 風しんワクチン 7,800円 麻しん・風しん混合ワクチン 11,000円 水痘ワクチン 8,500円 B型肝炎ワクチン 7,100円 ジフテリア(D) 3,700円 破傷風(T) 3,800円 DPT(三種混合) 6,900円 DT(二種混合) 6,400円 日本脳炎 6,000円 ※料金は予告なく変更となる場合があります。詳しくは受付へお問い合わせください。
※血液検査による抗体検査も可能ですので御相談下さい。
一緒に働くスタッフを募集しています!
![](https://www.kuramochi-hp.com/wp-content/themes/kuramochi-hp.com/images/share/recruit.jpg)
倉持病院では、一緒に働くスタッフを募集しています!「どんな職場か見てみてみたい」「まずは話だけ聞いてみたい」など、各職種見学も受け付けています。お気軽にご連絡ください!
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