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冬のかくれ脱水にご注意を!

なんとなく頭が痛い、胃もたれがするなど、原因はよくわからない体調不良ありませんか?

こうした冬場の体調不良は、「隠れ脱水」の可能性があります。

夏と違って、暑さで汗をかくこともなくなり、喉もあまり乾かないからと水分補給を怠ると、脱水症状に陥ることがあります。

冬は、身体の水分が不足する原因として、「乾燥」があげられます。

体液は、汗や尿のほか、皮膚からの水分蒸発によっても、外に出ていきます。

湿度が低く、乾燥する季節は、この水分蒸発が進むため、より体液が失われやすい傾向にあります。

また、夏に比べ喉の渇きも感じにくいため、水分を積極的に摂らない人も多くなりがちです。

結果、外に出る水分量は多く、補給される水分量は少なくなるため、体液が不足傾向になるのです。

このように、知らず知らずのうちに体液が失われ、気付かないまま脱水状態に陥ることを「隠れ脱水」といいます。

 

予防として

1、こまめな水分補給が大切です。

個人差はありますが、1日⒈5L程度を目安に、2~3時間おきに水分を摂る習慣をつけましょう。

特に朝起きた時の水分補給は、とても大切です。

就寝中、汗をかき体液が減っているからです。

2、加湿器を使い、室内の湿度を調整しましょう。

加湿器がない場合、洗濯物や濡れたタオル室内に干すなどの工夫をしましょう。

3、定期的に窓を開け換気をしましょう。

毎日の習慣を見直し、健康な日々を過ごしましょう。