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水虫(白癬菌)の感染にご注意を!

水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビによる感染症です。

水虫はカビですので、梅雨の時期から増え始め、6月から9月の蒸し暑い時期に最も症状が出やすくなります。

冬でも暖房のある部屋などで靴やブーツを長く履くなど、足が蒸れた状態になると、水虫にかかりやすくなります。

白癬菌の増殖を促す要因としては、次のようなことがあげられます。

1.高温・多湿な環境

2.足の指の間隔が狭く、蒸れやすい

3.小さな傷がある

4.皮膚のバリア機能が低下している

5.長靴やブーツ、分厚い靴下などを長時間履く

 

水虫は足だけではなく、爪や手、陰部や頭部、胴体や顔・首にもできます。

 

水虫の基本的な予防・対処法

1.清潔を保つ

室内では靴を脱ぐ習慣の日本では、はだしで歩く機会が少なくありません。

不特定多数の人が出入りする場所だと、感染のリスクも高まります。

そうした場所を完全に避けるのは難しいですが、その後のケアが大切です。

スポーツジムなどでシャワーを浴びても、脱衣所で白癬菌が付着する可能性は十分にあります。

帰宅後にもう一度足を洗うことで、感染を防ぎましょう。

 

2.蒸れた時間を避ける

長時間靴を履き続けたり、分厚い靴下を履いたりして蒸れた状態が続くと、水虫を発症しやすくなります。

通気性の良い靴下を着用する、意識して靴を脱ぐ時間を作るなど工夫するとよいでしょう。

足だけでなく、靴をよく乾かすことも大切です。

夏場のサンダルも汗が溜まりやすいので、こまめなケアで清潔を保ちましょう。