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食中毒に気を付けて

食中毒は気温や湿度の高い夏場に多く発生すると思っていませんか?

意外にも、もっとも多く発生している時期は今(9月~10月)なのです。

原因の一つとして挙げられるのは季節の変わり目により免疫機能が低下していること、朝晩の気温の低下により身体が上手く適応できないことが考えられます。

また、秋の行楽シーズンで野外での行事(キャンプやバーベキュー、運動会等)により野外で食事を摂ることが多い事です。野外調理で加熱が十分でないと殺菌が不十分になったり、気温や湿度の関係で弁当内の雑菌が繁殖しやすくなり、食中毒を起こす原因となります。

食中毒の症状としては、下痢や嘔吐、吐き気、腹痛、発熱などを伴います。

秋に見られる食中毒の原因菌としては、カンピロバクター菌、O-157などの腸管出血性大腸菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌、キノコによる自然毒などがあります。

嘔吐がひどくて水も飲めないなど、症状が重い場合は早めの受診が必要です。